描けない時はレベルアップのチャンス
描き途中の絵があるけど何故か今日は進まない…そんな時の対処法をお教えします。
1.描けない理由を細分化する
頭とフィーリングを使って描く、の話にも書いたのですが、→絵の上達の秘訣。頭とフィーリングを使って描く
描けない部分、理由を文字で書いてしまうのも手掛かりになります。
ただ単に苦手なモチーフだから描けない場合は資料が足りない場合が多いし、人に言われたことが気になって描けない場合は勇気を出すしかないと気づけるし、頭が整理されますどうしても苦手なものを描くことになった場合はこちらを参考にしてください。→描くのが苦手なものを上手く描く方法4つ
2.ツールについて調べ物をする
今まで難しいと思って敬遠していた技法について調べてみましょう。調べるだけだったら、横になったまま気楽にできないでしょうか。こんな方法があるんだ、今度試そう、くらいに流し読みするのでも大丈夫です。
うわ大変そうだなと思ったら、もっと楽にできる方法はないか、更に調べてみましょう。いつのまにか、その技法についての見識が広がっているはずです。知識を得られただけで今日は良しとしましょう。
余力があったら、調べた方法を試すことだけにその日を費やしてもいいと思います。
どうせ絵が進まないなら、もう進ませる日ではなくて脱線の日にしてしまうのです。
もっと描きやすいペンがないか文房具屋へ行く
とか、
もっと綺麗に描けるペンツールがないか検索してみる
など、
ダラダラと時間を使って、自分に投資をするのです。
3.他の事をする
思い切って他の事をしてしまうのも大切です。今まで気になっていたゲームをダウンロードして始めるのも良し、友達にノーアポで会うも良し、気になっていたバーに出かけるも良しです。
インプットは足りていますか?
絵を描くことに悩んでいるあなたなら、きっと日頃アウトプットにいそしんでいることでしょう。
アウトプットを頑張りすぎて、インプットを忘れていませんか?
インプットは高尚なことではありません。日常生活の中の、ささやかなことからも吸収できるものです。
名作の映画を見る、ベストセラーを読む、美術館に行く、という分かりやすいインプットもいいのですが、あなたの日常にしかない、あなただけのインプットがあるはずです。
何もかも忘れてとにかくリラックスしたい!
でもいいのです。
リラックス最中にふと目に飛び込んだ物が何かヒントになったり、リラックスして眠りについた時の夢が閃きを与えてくれたりするかもしれません。
何日か経って、今日何気なく吸収した事がアイディアになって浮かんでくることもあります。
だから、何をしていてもインプットのアンテナは絶えず働いているので、安心して任せてあなたが好きなことをして下さい。
4.携帯の写真を振り返る
普段あまり写真を撮らない人にはオススメできるか分かりませんが、写真フォルダを何気に眺めていると、記憶を掘り起こしてくれて、昔自分が興味のあったことを思い出せますよ。
すると、またその興味の熱が再燃して、調べ物をしたくなったり、見たり聞いたりしたくなったり、更には描きたくなったりすることがあります。
気になった写真を大量に集めた自分的に素晴らしい写真資料アルバムが、楽しさや閃きを与えてくれます。→使える絵の資料とは?用途別4種類
私は結構この方法で筆が進むことが多いです。
まとめ
筆が進まなかったから成長が止まった…のではなくて、筆が止まったからこそ成長のキッカケになるんです。捗らない日も、絵から離れる時間が長くなってしまっても、決して自分を責めないで下さい。それこそ時間が止まってしまいますよ。