体をせっかく描くならセクシーに描きたい!
体をセクシーに描くコツをまとめました。
【女体心構え編】
1.山と谷のメリハリをつける
2.柔らかさを強調する
3.熱を持たせる
4.潤いを持たせる
1.山と谷のメリハリをつける
女性らしさとは、一体何なのか?そこから考えます。
やはり
・丸みがある
・柔らかい
・骨盤が大きい
・胸とお尻が出ている
…など
他にも色々出てくると思うのですが、まずはハッキリと頭で女性らしさとは何なのか意識してみると、イメージしやすくなります。
丸みがあると書くと、ボールの様な形を想像されるかもしれませんが、ボールだけで人体を描くと雪だるまや土偶の様に肥満体型になってしまいます。
丸を描いたら、逆に凹んでいる部分を作ります。
丸い部分は胸、凹んでいるのはウエスト、丸い部分は腰、凹んでいるのは膝、丸い部分はふくらはぎ、凹んでいるのは足首…といった具合に、丸みと凹みが、山と谷の様に交互に女性の体を形作っています。
凹んでいる部分(谷)、つまりくびれている部分をちゃんと作ることによって、膨らんだ部分(山)がより強調されます。
慣れるまでは強調しすぎなくらいで描いてみて、太って見えたり、バランスがおかしいと感じたら削っていくイメージがいいです。
初めからスレンダー美女を描くのはなかなか難易度が高いと思います。
平坦すぎると、どうしても女性っぽく見えなくなってしまうので。
2.柔らかさを強調する
柔らかさの特徴とは何でしょうか?
女性の体を擬音で表すと、
ふわふわ、ぷるぷる、むにむに、むちむち、ぽよぽよ、ぷるんぷるん、たゆんたゆん、むにゅむにゅ、ぷりりん…
プリンの様な、お餅のような、水風船のような…
柔らかい物って、弱いですよね?
押すとすぐつぶれてしまう…
そう、この潰れてしまう、が、柔らかい物の特徴、女体の特徴です。
指に押し当てられただけで形が変わって潰れてしまいます。
きつめの服を着ると、むにっと肉が服に押されて服から少しはみ出ます。
女性は体全体が柔らかいので、胸とおしりだけではなく、あらゆる箇所の肉が歪みます。
女性のボディラインは凹凸だけではなくポーズによっても歪むくらいの柔らかい肉がついている、と意識すると女性らしさが増します。
3.熱を持たせる
ここからよりセクシーな話になります。お化粧に縁がない方でも、頬紅や口紅はご存知でしょうか?
顔の血色をよく見せるために頬や唇に塗るアイテムですが、これらは使い方次第ですごく顔に変化が起こるんです。
絵の中の女性にもお化粧してあげるイメージで
頬
唇
に、薄い赤やピンクを塗ってましょう。やりすぎたら肌色で消す感覚で。
慣れてきたら目の周りや耳、鼻の先など、泣いた時に赤くなる所もピンク系で塗ってみましょう。
熱を帯びている所を際立たせると、火照っている感じが出てエロチックになります。
4.潤いを持たせる
熱を帯びたら、潤いも持たせると相乗効果があります。
潤いを持たせるには、ハイライトの白を使って、湿っている感じを出していきます。
水分が多い所は
目
口もと
です。
唇は乾いているものですが、口の中は常に潤っているので、口もとが少し開いていたり、舌が見えていたりすると、必ず湿って、てかりが見えます。
また、唇も敢えて光らせない艶無しの口紅もありますが、ツルツルのグロスをつけた方が、色気は出やすいです。
顔をよく観察するため、化粧品の広告や、ドラマのワンシーン(目が潤むところ)などを参考にして、ハイライトを入れます。
あとは必要があれば汗ばんだ感じを出すためにハイライトを肌の所々に入れていきます。
こちらも、ダンサーの写真集やグラビアなどに参考になる写真が沢山あります。
まとめ
山と谷のメリハリをつける
柔らかさを強調する
熱を持たせる
潤いを持たせる
これらを意識すると、艶っぽくてふわふわボディのセクシーでエロチックな女性が描ける様になっていきます。
やりすぎたなと思ったら引き算していく、ぐらいの感覚で恐れずにやってみると、新たな発見があったりしますよ。
着エロの女性を描くコツもありますのでよろしくお願い致します。
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