↑こちらは私の絵です。
セクシーに女性の体を描く4つのコツの、着衣編です!
【着衣編】
1.チラリズム
2.フィット感と皺
3.透け感
1.チラリズム
ただエロさを出したいなら、ドーンとヌードを描いたら良さそうですが、わざわざ服を着たままのエロさをを描くなら、何故着衣はエロいのか?思いつく限りのことを意識して描きます。
服は裸を覆う為に着る物です。
でも服の機能を果たせていない…それがエロに繋がります。
最も分かりやすいのは、服を着ているのに肝心なところだけ見えている、もしくは服のせいで肝心なところが見えそうで見えない。
チラリズムです。
代表的な物はパンチラですが、闇雲に可愛い女の子のパンツを出すのは、少し待ちましょう。
ちゃんと、あなたが「エロい」と感じる形にして下さい。
5W1H(いつ、どこで、だれが、何を、何故、どの様にした)を全ててなくてもいいので考え、
どんなシチュエーションで
どんな服の
どんな性格の子の
どの部分が…
何故こんな事に…
というのをあなたが自分で楽しめる物にしてみて下さい。
こちらのフェチチェックテストで自分の好きなものを探すのもオススメです→ 色気のある人物やキャラを描くには自分の性的嗜好(フェチ)を知る事
そしてパンチラといっても、パンツのどの部分が見えているかで印象が大分違いますよ。
パンツのウエストゴムの部分
パンツの股のゴムの部分
パンツの真ん中
パンツのお尻側
…
そしてパンツのデザインも様々です。
白くてシンプルな物
上部がレースで避けている物
ローライズ(腰履き)で、お尻が3分の1見えている物
ティーバッグ
…
パンツもこんなにバリエーションがあるのだから、ブラジャーや他の物も、それぞれ色んな表情を持っています。
服も、ただスカートが捲れ上がっているだけではなく、破られていたり、スカートの丈が短すぎて見えていたり、色んなチラリズムのさせ方があります。
胸チラ、足チラ、脇チラ、ヘソチラ…
着衣でセクシーな体を描くのだから、服は演出に最大限使ってくださいね。
2.フィット感と皺
次は服の演出についてです。
服は布なので、ピンと張った所と、くたっと弛んでる所があります。
それらを利用して、服越しのボディラインを出していきます。
胸やお尻など、体の太い部分はパンっと張らせる。ウエストやアンダーバスト(胸の真下)胸の谷間、お尻の下などくびれている所は布を弛ませる。
少し大げさかな?というくらい描いてから、減らしてみて下さい。
こちらは3次元のグラビアや写真集よりも、アニメや漫画の絵の方が演出過剰な場合が多く、参考になります。
パンっと布が張ってて服がキツそう〜とか、服がこんなに弛んでるなんて細いな〜とか、
「この人の裸ってこんななのかな…?気になる…」と思わせる演出をしてしまいましょう。
3.透け感
フィット感と皺でも書いたように、服越しの体を「想像させる」ことがポイントです。
透けさせるのも想像力を掻き立てられます。
一番透けさせやすいのは、白い服です。
白い布越しに、肌色が透けている感じを出します。
描写として難易度高めなので、初めは胸だけとか、部分的に描くと描きやすいです。
フィット感のある所はより多く透け、逆に弛んで皺になっている所は服の白が強調されます。
より服を透けさせるには、服を濡らすのが一番ですが、それはまた別の記事でお話します。
避ける服の素材も様々です。
定番の白シャツ、白ティーシャツ、シースルー素材の服、透けるベビードール(ドレス型の下着)、ニット、あとは意表を突いて黒なのに透けてる薄い生地とか…
表現するのが難しい「透け感」ですが、マスターすると
グッとセクシーな絵が描けるようになるので、一部分だけからでも興味があったらやってみて下さい。
袖だけ、などセクシー要素は足りないと感じるかもしれませんが、ファッション写真の資料は沢山見つかるので、おしゃれ要素として取り入れるのもオススメです。
まとめ
服着てる意味ないじゃん!というかなり露骨な物から、服がなかったらいいのに〜と思わせる焦らし系まで、着衣でセクシーさを出すには、着エロというジャンルが確立されているほど幅が広いです。
なので意外とマンネリせず楽しんで描けると思うので、どんどん挑戦してみて下さい!