こちらは私が描いたオリジナルキャラの絵です。
キャラ絵の資料というと、どんな資料を使いますか?
イラストレーターさんのポーズ集?
確かに参考になりますが、イラストレーターさんのポーズ集は自分とタッチがあまりに違った場合、とても模写が難しく感じてしまいます。
絵の先生をやっていて、この服どうなってるの?これは髪?服のシワ?何で鼻はこの位置なの?と悩みながら描いてる人をよく目にしました。
また、好みではないタッチのポーズ集もそこまでモチベーションが上がらず、参考にならないことが多いです。
写真のポーズ集?
こちらもリアルタッチで描くならいいのですが、自分の作風がリアルタッチでなかった場合、模写がうまくできても、本番の絵にはうまく活かせないパターンが多いです。
闇雲に「トレーニングだ!」と思って模写をしていても、上達するまでモチベーションが維持できず途方にくれてしまい、結局ポーズ集はあまり使わず…そんな経験をしている方を沢山見てきました。
音楽に置き換えると分かりやすいですね。知らない人が歌った好きでもない歌を練習するより、好きなアーティストの好きな曲で頑張る方がずっとやる気が出ます。
とにかく好きな作品の好きなポーズ(表情)を極める!
こちらをオススメします!
好きなキャラの好きなシーンのポーズや表情であれば、気持ちを込めて練習できるのではないでしょうか。
それから、二次元のキャラを描くといっても、二次元の資料を参考にしなければいけないわけではありません。
「これって資料といえるの?」と思うような意外な物も、好きな物なら何でも流用してしまいましょう。かえってオリジナル性が出ます。
例えば…
好きなCDジャケットのポーズを、キャラクターにとってもらいましょう。
ファッションも好きならそちらも取り入れてしまいます。
※個人で楽しむ分にはそのまんまでもいいですが、どこかで発表するならどこかを少し変えましょう。ポーズを微妙に変えるのが理想ですが、それが難しくても、せめて服装は色や形を少し変えましょう。またはその逆で服装をそっくりにしてポーズを変えるなど。パクリと言われてしまうかもしれないので…
ファッション誌や音楽雑誌、グラビアからの引用もいいですね。
やはり注意点は適当に写真を選ばず、ちゃんと自分の気に入ったものにすること。
モチベーションが全然違います。タイトルの3倍というのは体感です!
好きなドラマや映画のワンシーンを、好きなキャラに再現してもらうのもいいですね。
好きな物同士はどこでリンクするか分からないので、普段から無差別に集めておくと意外なことに役に立ちますよ。
資料に関してはこちらも目を通して頂けるとイメージしやすいと思います。→使える絵の資料とは?用途別4種類
まとめ
- 好きなポーズを極めること
- 二次元にも三次元の資料を活用すること
- 普段から気に入った写真をストックすること
これらが魅力的なキャラクターを描くために必要ですね。