悩みながら絵を描く女神

千明
こんにちは、イラストレーターの菅原千明です。
夏希
夫の夏希です。
千明
今回は、少しでも早く絵を上達させる為には、何が必要かをお話します。
夏希
とにかく描くしかないんじゃないの?
千明
それは正解なんだけど、でももし間違った方向にとにかく進んでいたら…
夏希
もったいない
千明
そう、今回は絵画教室の先生をしていた経験から得た、もったいない事例を上げながら解説していくよ。

絵を早く上達させる為には?


よく、「とにかく沢山描け」というのを見かけませんか?

時間がたっぷりあるならいいんです。確かに近道です。

でも、絵の先生をしていて気づきました。
もったいないくらい惜しい理由でつまずいてる人が多いんです!
絵の上達を妨げているのはコレなんです。
まずは事例を紹介します。

Aさんの場合


沢山の枚数を描いているAさん。
キャラクターを描きたくて、よくプロの漫画やイラストの模写もしているので手や瞳などのパーツを描くのがとても上手です。

ところが、全身を描くときバランスが狂ってしまいます。
頭が大きすぎ、手が小さすぎ、腕が短い、体が細い…

書き慣れてないから、だけではないんです。
沢山描いていても、気をつけるポイントに気づかないと、かなり長期間このままなんです。
特に、癖が染み付いてしまうと、なかなか矯正は難しくなります。

Aさん用のワークを作って、やって頂いたことで、癖が改善され、バランスを取るのも上手くなっていきました。

Bさんの場合


色んな絵画教室を渡り歩いているBさん。
物を見て描いても、そっくりにならないのが悩みでした。

それはちょっとした思い込みに捕らわれているからでした。

例えば…
手には等間隔でまっすぐ生えている5本の指がある→本当に等間隔でまっすぐでしょうか?
鼻には正円の穴が2つある→本当に正円でしょうか?
こんな感じで都度改善していったら、見違えるほど物の形を捕らえられるようになりました。
「どの絵画教室より分かりやすかったです」
との、お褒めの言葉を頂きました。

cさんの場合


cさんは成人ではなくまだお嬢さんだったのですが、親御さんから、
「絵が好きでずっと描いているが、色使いなどが綺麗ではない。これでいいのでしょうか?」
と、ご相談を頂きました。

cさんは絵の具の使い方が決して器用ではなく周りを汚してしまうのですが、一筆で綺麗に色を決めていく描き方をしていないので、むしろ矯正する必要はなし、と判断しました。

「誰にも出せない味わい深い画面を作っているので、大丈夫です。」とお伝えしました。

cさんはコンクールに入選されたそうです。

絵のレベルアップに欠かせないものは


共通するキーワードは癖と思い込みです。癖と思い込みをどれほど改善できるかが上達の鍵です。
ただし、ただ取り除けばいいというわけではありません。その人の個性を発揮している、良い思い込みや癖もあるので、簡単に直さない方がいい場合もあります。
美大受験がきっかけで、私も良い思い込みを失って大変苦しい思いをしました

しかし、そこを乗り越えると面白いくらい自分の頭の中を表現できるようになって、すごく心もスッキリするし、芸を身につけた事によって自信も出て、仕事や趣味の幅も広がるんです。

もともと絵に自信があり、多くはないですが評価をされることもあった私でさえ、どう成長していいか分からずに、絵を描いていても楽しくない…とつまずいていました。

そんな人が絵の初心者だけでなく、中級〜上級者まで、沢山いました。

皆に共通しているのは、「悩みの正体が分からない」です。

多くの人が、「とにかく描く」事を頑張っているのに、なかなか伸びずに、困っています。
独りでひたすら描いているだけでは、いずれ精神も身体も参ってしまうでしょう。

こういった状況から自分だけの力で抜け出せる人がどれだけいるでしょうか。

思い込みや癖の克服に欠かせないのは、客観的に見てくれるプロの目です。
自分で気づけないことろを指摘してもらう必要があります。

しかし、教室や先生選びもなかなか大変だと思います。

何故なら、なかなか個人個人に合った指導というのは、生徒さんとコミュニケーションが取れないと難しいからです。

多くの教室や教材はほぼ全く同じ内容をどんな人にも発信しています。

絵の悩みが生まれる頃合いというのは、全くの初心者の時ではなく、少し進んだ時に起こります。
絵に限らず何か新しいものを勉強していて、そのような経験はないでしょうか?

全く初めてのときは、一般的で普遍的なカリキュラムから始めればいいのですが、そこからしばらく進むと、悩みが多様化してきます。

そのときに人と同じ内容では、全く手が動かせない!という事態も起こり得るので、自信を失ったりします。

そこで、やはり個人としっかりコミュニケーションを取ってくれる「先生」が必要になってくるのです。

私は、絵に関してあまり指導を受けずに好きにやりたいと感じる方ですが、それでも「絵の売り方」「絵の見せ方」「絵の交渉の仕方」は、師匠的存在の人がいなかったら気づけなかったことばかりで、本当に頭が下がる思いでした。

ずっと1人でグルグル同じ所をさまよっていました…。

「仲間」ももちろん必要なのですが、経験値や考え方など、頭一つ飛び抜けている人のアドバイスというのは、本当に目から鱗が落ちます。

絵の練習は何より大切ですが、「先生」という存在を見つけることも視野に入れておくと、更に上達します!
自分にあった先生の見つけ方はこちらも参考にしてください。絵画教室選びには先生が重要!先生選びのポイント4つ

夏希
1人の力は小さいものなんだね〜
千明
夏希さんの絵描きじゃない視点の助言は、何気にすごく参考になってるんだよ。
夏希
ふふん!流石はぼく!
千明

私ももっと誰かの悩みを見つけるキッカケを作れたらいいな…
プロフィール
イラストレーターで3児の母で夫は女装家 菅原千明


自身を解放できる「エロ絵」を研究している。子供は3人。夫は女装家。
菅原千明とはこんな人
絵一覧⇒https://www.chiakisugawara.com/
グッズ一覧⇒https://tigerfly.thebase.in/

 

ご依頼など

https://tanomuno.com/profile/39009
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