今回は絵が完成までいかないことへの対処法についてです。
1.こだわりすぎないで描く
2.今が一生続くと思わないようにする
1.こだわりすぎないで描く
絵がなかなか終わらない…そういう人は結構多いと思います。
あれこれアイディアが湧きすぎて全て途中になっている…という状態ならそんなに悪い状態ではないと思うのですが、「頑張っているのにうまく描けない…終わらない…そんな絵ばかりが溜まってきた…自分は根性が無いんじゃないだろうか…」と苦行になってきている場合はとても辛いことでしょう。
このブログはこんな状態をなるべく回避するためのブログです。
一番のオススメは一旦離れて好きなことをすることですが、完成しないことでストレスを感じてしまうのであれば解決策は…
何度も同じような絵を描く!です。
少しだけ構図を変えたり、色味を変えたり、タッチを変えたりして、なかなか完成できなかったけど執着してしまった絵の連作のようなドローイングのような類似の絵を描き続けるんです。
ドローイングだと思うと失敗も気にならないし、あらかじめ沢山描くと決めているので一枚絵を緻密に完成させるよりも沢山描くことが主たる目的となっており、雑でも未完成感があっても気にならなくなります。
同じような絵を沢山描いていると、いい感じかも?!と思えるものが何枚か出てくるので、それを発展させたり清書したりすると、スルッと完成できたりします。
ラフな絵でも大丈夫なんです。
最初から完成度を高いのを描こうとして自分を追い詰めすぎないようにしましょう。
堅牢な油絵よりサラッと描いたイラストの方に心打たれることなんて、よくありますよね。
私も同じような絵をサラッと描きましたが、一生懸命描いた絵より反応良かったり売れたりしました。
2.今が一生続くと思わないようにする
今の状況が一生続くと思うから、閉塞感で嫌になってしまっているということも考えられます。
つまりどういうことかというと、明日も明後日もずっと同じ時間が与えられ同じように絵が描けると思ってしまっている…ということです。
明日世界が終わると想像してみてください。
もしくは体が動かなくなることを。
今日で絵を描けるのが最後と言われたら…
最後の絵として何が描きたいでしょうか。
私は第3子を妊娠して、会社通いも始め、帰ったら上の子たちの育児して…という生活になったとき、夫にかなり負担を掛けているとはいえ気力体力が落ち、残りカスのようなエネルギーを何に使いたいかと考えたら…
素直に描きたいものが描けました。
将来のため
スキルアップのため
お金のため
売れるため
これらは全て未来に長い時間と体力があることが前提で考えることです。
エネルギーが枯渇した状態になったときこそ、1番やりたいことが見えるんだなと驚きました。
まとめ
絵がなかなか完成しないことがストレスになっていたときは、余計なことを考えすぎていたような気がします。
今では早く続き描きたい!と思えるようになったので、お悩み中の方も解決していくことを祈っています。