↑こちらは私の作品です。今回ご紹介する道具を使って描いています。
ある程度絵を描いていると、使う道具も変化していきますよね。
今回は私が普段使っている道具の中でも、あまりメジャーではないものについて描きます。
コピック
ハイテック
ポスカ
墨汁
番外編
コピック
一言で言うと便利な筆ペン
イラストをアナログで描き始めるときに、1番多く使われ始めるのがコピックではないでしょうか。
水彩のように水や筆やパレットを用意する必要もなく、サインペンと同じくポンと蓋を外して気軽に描き始められるのが良いところです。
サインペンのようでありながら、ペン先が筆ペンのようになっているので細かいところを塗ったり重ね塗りをしたりするのにも適している優れものです。
色数もかなり豊富で選ぶのが楽しいです。
色数も豊富でボディが持ちやすい楕円形で高額な方がコピックスケッチ。
色数は少ないけど小ぶりで安価なのがコピックチャオです。
スケッチとチャオで色番号が被っているものもあるので、チャオとスケッチを組み合わせて使うのがオススメです。(*´-`)
このコピックの驚きの点は、
1.アクリル絵具や油絵の上から描ける
2.水彩色鉛筆や鉛筆を薄くぼかせる
というところです。
カラー画材とも、モノクロ画材とも合うようになっています。
特に薄い色番号である0000シリーズはかなり使えます。(コピックは例えば赤系の色ならredの頭文字rの後に、薄い順から0000という数字がついています。)
ハイテック
一言で言うなら極細ボールペン
使いやすい、安価、どこでも買える、という良いことづくめのボールペンです!
ボールペンといっても驚くほど滑りがよくスムーズで、サインペンとの間の子といった感じです。
かなり細くて繊細な線が引けますので、別のペンを使ったペン画の線を整えるために使ってもいいです。
色数も豊富ですが、特筆すべきは0.25ミリという驚きの細さです。
本当に繊細なので無理な力をかけるとすぐペン先が潰れてしまいます。
私は0.3をよく使っています。
思いついたものをさらっと描く時→絵の上達にもなり、絵の行き詰まりも防げる!落書きのススメ
にも使いやすいです!
ポスカ
一言で言うならアクリル絵の具+マジック
もしくはカラーの修正ペン
マジックタイプのアクリル絵の具という感じのすごくハッキリした不透明のペンです。
不透明ですごく強い塗料なので、失敗の修正に上から塗りつぶすのに重宝します。
指で伸ばして使ったり、コピックでぼかして使ったりなど多彩な表現もできます。
100均でも街の文房具屋さんでも手に入るのがいいですね。
墨汁
一言で言うなら真っ黒を作り出せる黒
ムラなく画面を真っ黒にするの…結構大変ですよね( ;´Д`)
墨汁を使うと本当に、ブラックホールみたいな黒い画面が作れます。
薄く溶いて水墨画タッチに使うときもいいですね。
綺麗で滑らかな黒なのでモノクロ作品のグレードを上げてくれます。
番外編
ラメ
パウダータイプと、糊と混ざったペンタイプが主流です。
画面に散らすだけで華やかになります。
粉雪や宝石や化粧のキラキラ感を演出できます。
マニキュア
ちょっと厚手の支持体(キャンバスなど)でないと乾くと紙がよってしまうので注意が必要ですが、とろりと画面に垂らすと蜜が垂れたみたいなあやしげなマチエール(絵の凸凹)を作ってくれます。
スイーツがテーマの時や、エロい女体の周りの演出時に活躍してくれます。