楽しそうな人辛い受験を経て美大芸大に入ったはいいけど、何をしたらいいか思いつかない…そんな1〜2年生の方はぜひ目を通して欲しいです。

こちらの記事で、芸大美大は、何も考えずに入ると燃え尽きる可能性があると書きました。→芸大美大受験を考えたらやること5つ
それを払拭して、楽しい大学生活を送るにはどうしたらいいのか、すぐにすべきことをまとめました!

1.沢山の作品を見る
2.沢山の繋がりを作る
3.自分がどういう風にしたら楽しく制作を続けられるか考える

 

1.沢山の作品を見る


まずは図書館や大学美術館に行きましょう。
今まで知らなかった作品に出会えるだけでも、価値観に変化が起こります。
現代アートがやりたい、という人でも古典からヒントを得られるし、抽象がやりたい人も具象から、油絵がやりたい人でもデザインからヒントを得られたりします。
特に、図書館や大学美術館は入学した頃に一度行っただけ、という方が多いのではないでしょうか。記憶にある作品でも、あらためて見てみると違った見え方がすることもあってオススメですよ。

学外の美術館や博物館も学割で観覧することができるので、これでもか!というくらいの時間をインプットに割いても良いと思います。
卒業後は企画展を見るのにもお金が掛かるし、何よりそこまで沢山インプットに時間を割けません。

オススメは「美術」という枠にとらわれずに、気になった作品に触れることです。

私は巨匠の油絵ばかり見ていた時期はあまりの凄さにとにかく自信を失う一方でした。
大学入学前まではあまり巨匠の油絵に触れずにいたのと、また受験を経て自分の実力も少しだけ上がって、“本当に凄い物”が身に染みてわかるようになったからだと思います。
でも、紆余曲折を経て、巨匠に出来なくて私には出来ることがきっとある!という考えに至りました。

そのきっかけを得られたのは、卒業後に久しぶりに好きな映画や漫画など、サブカルチャーと呼ばれているものも見よう、という気持ちになった時でした。
小さい頃や思春期に好きだった物のことも思い出し、ワクワクした気持ちを取り戻せました。

結局はそこが原点なんです。
高尚な作品でもなければすごい画力で描かれているわけでもない。でも、それはつまらないものではない。
少なくとも私をワクワクさせてくれる。

もっと入学直後にもこのワクワクを大切にしていれば、色んな発見があったと思います。
絵を描く上でワクワクが大事だということはそれだけで1記事書けるほどに痛感したので、詳しくはこちらに書いてあります。→絵のモチベーション維持に最も大切なもの

2.沢山の繋がりを作る


大学内には沢山の資料がある図書館や広いアトリエなどがあり、制作環境が整っていますよね。

しかし、「もっと上手くなりたい。」「もっと世に出たい。」と思ったとき、自然と大学の中にいるだけでは物足りなくなってくるでしょう。

インプットもそうですが、アウトプットする場でもワクワクは大切です。

例えばサークルに入る、バイトをする、合コンに行く、など大学生活らしいことをしてみるだけでも、色んなことを吸収できます。

自分には合わないな…制作する時間が惜しいや、と思ってサークルやバイトをすぐ辞めてしまったとしても、制作時間の貴重さをより感じながら取り組ことで、密度の濃い時間を過ごせます。

また、ポートフォリオをギャラリーに持ち込みする、美術関係のイベントに参加する、など、将来的な縦と横の繋がりを作る為に動くのも大切です。

どの会社や団体がいいのか?初めは希望が特になかったり、分からなくて、闇雲に動く事になるかもしれません。
門前払いを食らったり、自分より上手くない人が評価されていたり、なかなか居場所がないと感じることもあるでしょう。
でも、その経験を積むと、本当に居心地の良い場所、理想が明確になってきます。

初めから「こうしたい」と、ビジョンがハッキリしている人は、すぐさま目標に向かって取り組むと良いですね。

そもそもビジョンがあれば、燃え尽きたりしにくいですが…

美術の世界は狭く感じて、何か1つの方法がダメだった時にもうダメだと感じやすいですが、先ほどのインプットの話のように、色んな角度からアプローチを試みて下さい

私に絵の依頼をくれた方、気に入って下さった方は、圧倒的に美術系の仕事をしていない人が多いです。
それもそのはず私はアート界より、他の世界の方に興味があるからです。

私の主観ではアート界とは、有名ギャラリー、美大、美術館、など、権威と横と縦の繋がりが絡んだ世界というイメージがあります。そこから逸脱すると、もう居場所がないように感じるかもしれませんが、美術界は狭くても、美術の要素がある世界は幅広いです。

芸大美大に入ったからって、大学内での活動や自分の専攻の分野だけに没頭しなければならないという決まりは無いですよ。

 

3.自分がどういう風にしたら楽しく制作を続けられるか考える


以上のことを通して、迷ったら自己分析をノートに書いたりして、楽しかったことを思い出してやってみて下さい。

インプットもアウトプットも何もしたくない…そんな状態だとしたら、それは燃え尽きているかもしれません。

せっかく入学できたのだから、楽しい学生生活が送れるように願っています。

プロフィール
イラストレーターで3児の母で夫は女装家 菅原千明


自身を解放できる「エロ絵」を研究している。子供は3人。夫は女装家。
菅原千明とはこんな人
絵一覧⇒https://www.chiakisugawara.com/
グッズ一覧⇒https://tigerfly.thebase.in/

 

ご依頼など

https://tanomuno.com/profile/39009
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