オリジナルキャラ↑こちらは私のオリジナルキャラクターです。

ファンロードという雑誌をご存知でしょうか?
年から年まで月刊で刊行されていたアニメ・漫画のファンのための雑誌なのですが、特徴は、ほぼ全てのページが読者の投稿でできているところです!ネットが普及する前、pixivなどのイラストのサイトが存在しなかった頃はこういった読者参加型の雑誌がイラスト好きの集まる場所となっていました。アラサー、アラフォーのオタクの方は目にしたことがあると思います。
葉書台とB5版の大きさのイラストで構成されています。
大きな紙を切って葉書台にして使っていたので、白い大きな紙を見ると、葉書サイズに切るための線がシャイニングロードとして見えていました笑
そのくらい投稿漬けの日々でした。今でも雑誌社の旧住所ソラで書けます!
投稿してから掲載されるまで2ヶ月かかるんですよね。現在ネットでは秒速でアップロードしたりコメントしたりできるので速さでは劣ってしまいますが、「載るかな?ボツかな?」というドキドキ感がよかったです!

その雑誌では今で言う人気絵師さんがたくさん誕生しました。私もファンコールを頂けたり、楽しい青春を送りました。

ふと気づいたのですが、ここに無名の絵描きがファンを作るためのヒントが隠されていました。

ネット上でも同じことが言えるのでは?と思ったので、忘備録的に書いて活用したいと思います。

1.継続&定期的に絵投下
2.特定のジャンルで有名になる
3.分かる人に分かればいい!尖った絵を描く
4.ちょっと自己開示する

1.継続&定期的に絵投下


これが実は1番大事なのではないかと思います。
私はファンロードには中学生から高校生まで投稿していたのですが、始めた月から毎月欠かさず出していました。
運良く初投稿から載せてもらい、たまに全部ボツになったり、10枚送って良くて3枚載せてもらうのが1年くらい続きました。
特にファンコールなどはもらえなかったのですが、そんなのはもらえる人なんて雲の上の人くらいに思っていました。
おそらく全く認知されていない存在だったと思います。
そんな感じで2年くらいしたとき…遂にファンコールを頂いたのです!!
それからはネタにして頂いたり、ファンコールも度々頂けるようになって、徐々に「誰それ?」な存在だった自分が「認知されているな」と感じて来ました。
しかしこれがもし毎月投稿していなくて、しかも短期間で途中でやめていたとしたら、誰にも知られなかったと思います。
毎月ものすごい枚数送っているのにボツになったり1年以上認知もされないとか…描くことそのものが楽しいから続けられましたね。
もちろん1年たらずで一気に注目される方もたくさんいらっしゃると思います。でも、地味な私でもうまくいった話として頭の片隅においてくだされば幸いです。

2.特定のジャンルで有名になる


ファンロードは漫画とアニメを中心とした投稿雑誌だったのですが、食べ物や音楽や映画や本など、自分が好き!と思ったものを絵や漫画にしてみんなに見てもらうコーナーが沢山あり、そこも魅力でした。
私は「HUNTER×HUNTER」と「オリジナルキャラ」のイラストを必ず毎月出していました。
これも好きすぎて継続できたので、絶対に好きなことじゃないとボロが出てしまうことですが、毎月同じコーナーに登場することで「HUNTER好きな人」として同じHUNTER好きな人から認識してもらえます。
そして「このHUNTER好きの人はどんなオリジナルの絵を描くんだろう?」と興味を持ってもらいやすくなります。
オリジナルキャラのコーナーにも毎月出していたので、そこでも同じキャラを登場させたり物語の1シーンのような場面を描くと、「このキャラ先月も見かけたな」と連載もののように覚えてもらいやすくなります。
私のオリジナルキャラの名前を覚えていてくださった方にお会いした時は、涙腺決壊でしたよ。。。

3.分かる人に分かればいい!尖った絵を描く


最初は「目立つ絵」や「人気の絵」が羨ましくて、そういう絵を意識して描いていました。
しかし自然と描きやすい絵や、描いていてドキドキする絵に移行していったのですが、それからの方が格段に注目されるようになりました。
可愛くてポップなタッチから、ダークでどぎついタッチへ変貌しました。ハンタにハマったのも大きいけど…。
白目向いたキャラとか描きました。リアル厨二病だったのもあると思うけど、やりたい放題でした。
でも、「ここまでやっていいんだ!って触発された」と言っていただけました…!
いいと思ってくれる人はいるんだなーと感激しました。
3.特定のジャンルで有名になるにも通じますが人気のある絵師さんは、得意ジャンル、好きなジャンルを持っている方がほとんどでした。(何でもかける方もいます。)
ロリ系、グロ系、リアルタッチ、、、癖が強すぎるくらいの方が、しっかり目立ちます。

4.ちょっと自己開示する


ファンロードには自分の近況を絵と文字で綴るコーナーもあったのですが、そこに描いてある情報が、顔の見えない程よく投稿者に親近感を持たせてくれます。
この人絵はかっこいいけど甘いもの食べるのが趣味なんだ…とか、丁寧に絵のあの人は意外にもギャルなんだな…とか
葉書一枚ぶんの情報しか書けないので、長すぎる自分語りを防ぐことができて、ウザさ全開になるのを回避できていたのは恵まれていたと思います。
今は叩かれるのも怖いと思ってしまうし、程よく自分についてネットで語ることにハードルを感じてしまっているので、「つまらない人」になりがちかもしれません。

まとめ


継続&定期的に絵投下
特定のジャンルで有名になる
分かる人に分かればいい!尖った絵を描く
ちょっと自己開示する
これらを今ならSNS上で自然とやっていた人には、それなりにファンや仲間ができているのではないでしょうか。
しかし本当の目的はファンを作ることではなく楽しく気持ちよく描くことなはず。
ファンができなくて苦痛を感じてしまうことがあったら、開き直って好き勝手やるのもいいと思いますよ。
キャラクターの絵をふつふつと描きたくなってきた場合はこちらの記事がおすすめです。→キャラクターの絵の参考資料になる意外な物

プロフィール
イラストレーターで3児の母で夫は女装家 菅原千明


自身を解放できる「エロ絵」を研究している。子供は3人。夫は女装家。
菅原千明とはこんな人
絵一覧⇒https://www.chiakisugawara.com/
グッズ一覧⇒https://tigerfly.thebase.in/

 

ご依頼など

https://tanomuno.com/profile/39009
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