描きたい絵を描いているときにミスなどするわけがない…ちょっと待って下さい!
描きたい絵を描いているときほど盲目的になっている可能性がありますよ!
描きたい絵を描くときに注意すること…それは…
“描きたいところ”だけ描いて満足してしまうこと!!
例えば、ピンクのビキニの黒髪のお姉さんが浜辺にいるところを描きたかったとします。
胸やお尻はすごい気合いで描きます。パンっと張って艶々の水着の生地、水着の淵からはみ出る肉、ピンクの色合いにも凝ります。
さてピンクのビキニはできました。
次はお姉さんの顔や髪や手足やお腹と、背景の浜辺です。
…もう描きたいところが残ってない!
そこで残ったところは適当に描き上げてしまう場合があるんです!(←私です。)
しかも描きたいところを描き上げた喜びで舞い上がって、本人は他の部分がおざなりになっていることに気づけません。(本当にびっくりするくらい…)
私だけではないはず…と思い記事にしました。
こういう生徒さんもいましたが、圧倒的に子供が多かったです。楽しいことしかしたくない気持ちが分かりすぎます。
でもせっかく描きたいところが描けてもそれ以外の完成度が低かったら、魅力のある絵にはなりにくいです。
良くて「惜しい」と言われるレベルです。
良いシーンが一つだけしかない映画みたいなものです。
勿体無いので描きたくないところも描きましょう!
対策としては
1.誰かに意見を求める
なるべく冷静な人や厳しい人に聞いた方が良いです。舞い上がっているときは辛辣な意見がすごく突き刺さるかもしれませんが、せっかく描き上げた描きたいものの絵が良くなるためです。我慢しましょう。
2.長時間寝かす
締め切りなどが差し迫っていないなら、しばらく見ないで放置しましょう。2、3日と言わずもっと長い期間の方が良いですね。ふと見たとき恥ずかしくなるくらい稚拙な部分が分かるかもしれません。
「やばい」と感じたら必死に加筆訂正をすると思うので、楽しい気持ちの後はなんとかして自分を追い込みましょう。