↑私が描いた鉛筆画です。ここに紹介するような道具で書きました。
まずは道具を揃えよう!
さて道具ですが、鉛筆と消しゴムだけあっても意外と作業ははかどりません。
揃える道具
- 紙
- 鉛筆
- 練り消し、プラスチック消しゴム
- 画板
- 羽ぼうき
- 目玉クリップ
- カッター
- イーゼル
1.紙
まずは「画用紙」と呼ばれる物を揃えましょう。
ツルツルしておらず、表面にデコボコがあるものなら何でも大丈夫です。(慣れてきたら「ケント紙」というツルツルの紙に描いても違った感触が面白いでしょう。緻密に描きたい人向けです。)
バラ売りの画用紙でも、スケッチブックでも、お好みで。
大きさは小物を単体で描くならA4〜 大きい物、複数の物を描くならB3〜 くらいが目安です。
2.鉛筆
2H、HB、2Bくらいの濃さの鉛筆を揃えましょう。慣れないうちは3種類くらいあると便利です。
もっと薄い(硬い)鉛筆、もっと濃い(柔らかい)鉛筆がありますが、初めは2H〜2Bの範囲内を使って、自分にはどれが使いやすいか実験しましょう。
HとB、それぞれHが薄く硬くてBが濃く柔らかく、数字が大きくなるにつれてその特長が増します。
9Hなんか本当に硬くて薄くて、誰が使うんだ?と思うくらいでした…!
でもかなり薄くて幻想的な世界を作ることができます。
かなり慣れたなと思ったら一本一種類の鉛筆だけで描いてもいいと思います。
3.練り消し、プラスチック消しゴム
練り消しとプラスチック消しゴムを揃えましょう。
練り消しは、ちぎり取れる柔らかさの消しゴムです。
プラスチック消しゴムは、お馴染みの四角い消しゴムです。monoなど。
2種類ある方が、用途に応じて使い分けできて便利です。
別の記事でも書いたことなのですが、消しゴムはただ消すだけの道具ではなく、失敗したところも活かすように描くために必要なものです。
白い鉛筆といってもいいです。
4.画板
画板を揃えましょう。
画板は別名カルトンと言います。美術系の学生さんならこの呼び方の方がお馴染みだと思います。
・紙を固定する大きな下敷き
・仕上がった作品や途中の作品を挟んでおく
という役割があります。
大きさは大きい絵が描きたい人は木炭紙版、中くらいまででいい人はB3くらい。
私はなんだかんだと下敷きにも重宝するので、大きめを持っています。
重い物もありますが、軽い物の方が扱いやすいです。
5.羽ぼうき
羽ぼうきを揃えましょう。
羽ぼうきは、紙についた消しかすやゴミを払う物です。
鳥の翼をまるごとむしったような形をしています。
羽ぼうきの代わりに、大きめのハケを使う人もいます。
手で払ってると、どうしても油汚れがつく感じがするので、意外と大切な道具です。
6.目玉クリップ
目玉型クリップを揃えましょう。
しっかり紙と画板を止めることが目的なので、四隅に一つずつ計4つあるといいですね。
7.カッター
カッターを揃えましょう。
カッターは鉛筆を削るために使います。
初めは削るのが大変ですが、慣れたら好みの長さや鋭さに削れるので何回も挑戦しましょう。
私も何度も芯を折りました。
鉛筆削りでは丸み等の調整が難しく、かえって手間がかかります。
普通のカッターで大丈夫です。
8.イーゼル
イーゼルを揃えましょう。
イーゼルとは画板を立てて使うための道具です。
譜面台と一緒です。
木製やプラスチック性など色々ありますが、軽くて使いやすいのが一番です。
イーゼルは大きくて幅もとるので、当面小さい絵を描く予定の方はすぐ用意しなくても、机の上に画板を置いて描くのでも大丈夫です。
描く準備が出来たらこちらも参考にしてください