今回は少しでもトラブルを減らして素早く絵の仕事をするべく、私が工夫していることをまとめました。
1.直し前提で完成度70%の物を描く
2.ラインでチャットしながら進める
3.指示書を書いてもらうか自分で書く
4.思いきって遠慮なくものを言う
1.直し前提で完成度70%の物を描く
最初から全力投球しろよ!と思われるかもしれませんが、70%の力で手を抜くという意味ではありません。
7割できたところで見てもらいましょう、ということです。
7割の完成度でバンバン クライアントさんに見てもらった方が進むのが早いです。
どんなに事前に打ち合わせをしても、イメージの相違はあるものです。
手早くこちらの思い違いを解消するために、確認をとります。
しかし5割程度しか完成してないものを見せても情報が足りないし、9割だと直すのが大変です。
なので7割なんです。クライアントさんには一言「7割程度です」と付け加えた方が良いかもしれません。
ラフ、下書き、色ぬり、各段階の7割の段階で見せられるのが望ましいですね。
2.ラインでチャットしながら進める
何故メールよりオススメかというと、チャット形式でできるからです。
もちろん初めの指示や重いデータなどはメールでやりとりしますが、ラインを使うのは絵を描いている最中です。
上述したように7割描いたらすぐ写真を撮ってラインします。
先方も手が空いていたらすぐ返信をくれるでしょう。
そこですぐ返答がきたら、こちらもすぐ返答する。
質問や、ラインを開きながらネット検索して資料を送りあったり、まるで同じ場所で会話をしているようにポンポン進みます。
メールだと返答までの待ち時間が長くなったりして、1往復に時間がかかります。
3.指示書を書いてもらうか自分で書く
特に初めに書いてもらった方がいいのですが、進行していくうちに変更が発生したりします。
その度に自分でもやることを箇条書きにして先方に質問すると良いのですが、漏れがあるといけないのでなるべく先方にも書いてもらいます。
例えば黄色く塗ると自分では思っていた工程が、お互いの認識の違いで実はベージュだった、ということもあります。
できるだけ描くことを詳細にリストアップしましょう。
初めから大幅な修正はできないことを伝え、場合によっては追加料金が発生する仕組みにしましょう。
4.思い切って遠慮なくものを言う
これは難しいと感じる人もいるでしょうか。でもお互いに楽に早く仕事を進めるために必要です。
何も食ってかかるわけではありません。「分からないので」「時間的に難しいので」「情報が足りなくて」描けません、など、絵に支障が出ることだけシンプルに伝えるのです。
頑張ってみようとしたけど無理なことはちゃんと言いましょう。
頑張り切ってもう嫌だ!という状態になる前に、「これならできそうなのですが…」と相談しましょう。
相手もあなたを追い詰めたいとは思っていません。
まとめ
絵の仕事はイメージを伝え合うので難しいですね。カウンセリング力も必要になってきます。でもこの記事→絵の仕事のメリット5つ、デメリット3つで書いたように、メリットは他では得られない喜びなので、なんとか工夫して気分良く頑張りましょう。