手が止まってしまって筆が進まないとき…いくつか理由があるのでその対処法を考えてみましょう。
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- 情報を集めてみる
- 得意なことを見直す
- 敢えてすごいことに挑戦する
1.情報を集めてみる
単純に、イメージや資料が足りなくて描き進められない場合があります。
資料は実在する物のディテールを確認する以外にもいくつか有用な用途があります。
必要な物が足りないのか、モチベーションが上がるものが足りないのか、少し描くことから離れて探してみるのがオススメです。
資料について詳しくはこちらの記事を参照してください。
→使える絵の資料とは?用途別4種
このブログに行き着いたあなたは普段からネットを活用して情報を収集していると思いますが、うまく集まらない場合、検索する単語を変えるだけで集まる情報の精度がガラッと変わることがあります。
話が少し違うのですが、私は「絵の売り方」について調べていた時に、なかなかめぼしい情報が見つからないことがありました。
しかし、検索ワードを「絵 売る」から→「自分の作品 商品」などに変えてみたら、それまでとは違った視点で、かつ、ほしい情報が集まるようになりました。
作品制作も進まないのに検索ばかりしてる場合ではない…と焦ってしまうかもしれませんが、少し有益な事が分かるだけで密度の濃い時間を得られるので、気分転換も兼ねて情報収集をしてみてください。
もちろん、資料集めだけでなく、他の人がどうやって筆が進まないのを乗り越えたのか、体験談を読んだりしても参考になるので、オススメします。
2.得意なことを見直す
情報が見つからなくて描けなくなる場合がありますが、逆に情報が溢れすぎていて描けなくなることもあります。
沢山の絵を見ているうちに、
「こんな絵が描きたいのにちっとも理想通りにいかない…」
そんな思いを抱えて、気乗りしなくなっていることはありませんか?
成功が見えてこないと、やる気を失ってしまうものです。
そういう時は、思い切って出来ることだけをするのをオススメします。
理想は置いておいて、得意なこと、できると分かっていることに集中するのです。
逃げと捉えられるかもしれませんが、出来ることのメンテナンス、向上も必要です。
そちらにエネルギーを割くと決めて、出来ることをするのです。
既に持っている自分の一番の武器を磨くことも立派な仕事の一つですよ。
3.敢えてすごいことに挑戦する。
今度は逆に、得意なことや出来ることから離れてみるパターンです。どちらのアプローチも有効です。
自分の描き方、得意なものが見えてくると、それ以外のものは難しそうだし時間が掛かりそうだし…と敬遠したりすることはありませんか?
自分の作風、世界はこういう感じ、というのが掴めてきても、変化していきます。
もし心に、「これが描きたい」という物があるなら、「無理かも」と思っても挑戦してみましょう。
「やりたい」ことを集めていると、そこに「やれそう」なことが見えてきます。
できない理由探しはやめてしまいましょう。
今までの自分という過去のデータは、塗り替えられていくものです。
昔うまくかけなかった、途中でやめてしまったものも、今は違う自分が挑戦するものです。
「うまくいくわけない」という意見も、コロッと変わることがあります。
あなた自身を含め人の考えや趣向は移ろいます。
これが描きたい!という「こころ」を一番大事にしてくださいね。
まとめ
私も何度も手が止まってしまったことがありました。
いろいろ試してそれでも描きたいのに描けない場合は、心や環境など、もっと違うところに問題があるかもしれません。
無理をせず楽しむことを優先させてくださいね。